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温故知新 日本原発誕生を探る 原発の現状を掴み 未来を展望するために

勿論、今緊急の課題は福島第一原発危機を克服するために全力を尽くすことです。

しかし、日本国民を放射線物質で汚染し、人類絶滅に通ずるこの問題はダイナミックに考察することもまた、等閑視出来ないと思います。

その際に重要なことは日本原発の端緒を知ることではないでしょうか。それが分かればその後の過程も自ずと掴みやすくなり、将来の見通しも洞察できます。

その端緒を掴むのに大変分かりやすい下記のような一文をブログで見つけました:
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>不勉強で恐縮ですが、原発推進に動いた政党、経済団体の言説や経過を客観的事実として知りたいと思います。推進者を個人的にあげつらう必要はないかと思いますが、事実は事実として前にお書きになった中曽根、正力のことは知りたいと思います。ついでの時に触れて頂ければ、と思います。

 お答えしましょう。中曽根康弘については、中曽根康弘『天地有情-50年の戦後政治を語る』(文藝春秋、1996年)をお読み下さい。
 その166~172頁の「原子力推進の原点になった原爆雲遠望」という項に、原発推進のためにいかに尽力したか、その苦労話が得々と書かれています。「私は科学技術庁長官になった正力松太郎さんを助けて働きました。それから、原子力委員会設置法、核原料物質開発促進法、原子力研究所法、原子燃料公社法、放射線障害防止法、そして科学技術庁設置法といった法体系をつくったわけです」(同書、170頁)と……。

 ただし、この本は600頁を超える大著で、入手するのも読み通すのも難しいかもしれません。
 もう少し一般的な本として、中曽根康弘『自省録-歴史法廷の被告として』(新潮社、2004年)が良いでしょう。その41~46頁の「原子力推進に奔走する」という項をご覧下さい。
 ここにも、「国会に一挙に8本の原子力法案を提出し」たことや、「このとき、科学技術庁も作って、正力松太郎さんが長官になり」、「正力さんは電子力委員会の委員長も務め」たことが書かれています。

 この本を書いたとき、中曽根さんは、まさかその7年後、これほど苛酷な「歴史法廷」に立たされることになるとは夢にも思っていなかったことでしょう。まして、このような形で明確な有罪判決を下されることになるとは……。
 自宅のテレビで毎日繰り返されている福島原発事故の報道を、どのような気持ちで眺めているのでしょうか。放射能汚染から逃れるために避難している人々の群れを見ながら、少しは「自省」しているのでしょうか。

 中曽根さんの本にも出てきていますが、日本における「原子力の父」と言われる正力松太郎については、有馬哲夫『原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史 』(新潮新書、2008年)をご覧になって下さい。これは新書ですので、入手するのも読むのも簡単でしょう。
 これは、近年になって解禁されたアメリカ政府関係の機密文書を用いて、正力とCIAの関係や原発推進について果たした正力の役割を暴露したものです。その宣伝文句は、次のようになっています。

>一九五四年の第五福竜丸事件以降、日本では「反米」「反原子力」気運が高まっていく。そんな中、衆院議員に当選した正力松太郎・讀賣新聞社主とCIAは、原子力に好意的な親米世論を形成するための「工作」を開始する。原潜、讀賣新聞、日本テレビ、保守大合同、そしてディズニー。正力とCIAの協力関係から始まった、巨大メディア、政界、産業界を巡る連鎖とは――。機密文書が明らかにした衝撃の事実。

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http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2011-03-22
3月22日(火) 原子力発電を推進した元凶としての中曽根康弘と正力松太郎 [災害]
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Chris Hedges 2011年3月7日 truthdig.com 今は堆積した泥に埋もれている、イラクのバビロンや、古代ローマ都市、ローマ帝国シリアの首都アンティオキアの、荒涼とした遺跡の中を歩いたことがある。現在は、トリポリ南東の荒涼とした流砂の中で孤立している、かつてローマ帝国で最重要な農業中心地の一つであっ... [続きを読む]

受信: 2011/03/23 02:12

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