« 武装集団自衛隊 国民の尊厳、人権を蔑ろにするな!! | トップページ | 信じられないような 日本の空で米軍機低空飛行訓練 米国では許されない無法行為!! »

政府・与党にとって 消費税は「大きな落とし穴」、「劇薬」 驚くべき分析

政治学者、法政大学教授、五十嵐仁先生が、
blog「転成仁語」
3月3日(水) 「秘密の花園」と「大きな落とし穴」
3月5日(金) 「劇薬」としての消費税
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/

で、

明快に、鋭く「消費税」増税問題を分析なさっております。冷徹な政治の法則に気付き、背筋の凍る思いでおります。

打開の途は、「消費税」増税ではなく、大企業、大金持ちの増税以外には無いようです。そして、それは最も現実的であり、可能性に満ちたものです。今、国民は働き通しで来ており、国富は巨大に蓄積されているからです。

悪政の元凶、自公政権を退場させ政権を交代させた主権者国民は今、次の新たな正念場に直面しているのではないでしょうか。今こそ主権者の意地を発揮し、責任を果たすべき時ではないでしょうか。

3月3日(水) 「秘密の花園」と「大きな落とし穴」 よりの引用:
------------------------
(skip)
もう一は、消費税の増税であり、いわば平坦な地面で偽装された「大きな落とし穴」です。これは、安定した税収にはなりますが、景気が回復しても増収には結びつきにくく、逆累進性がありますから格差の是正には役立たず、国民の中に根強い反対のある困難な道です。
 しかし、民主党をこの場所に誘導し、落とし穴に突き落とそうと狙っている勢力がいます。消費税の増税論を執拗に働きかけている自民党やマスコミです。
 とりわけ自民党は、消費税の増税に向けての茨の道を民主党に切り開いてもらい、あわよくば、選挙の公約に掲げさせて足をすくおうと考えているようです。消費税の増税を掲げた民主党が選挙で負ければ、それで良し。よしんば勝ったとしても、企業・資産家増税を回避して消費税の増税に着手させれば、それはそれでまた良し、というわけです。

 つまり、自民党が民主党に消費税の増税をたきつけている狙いは、第1に、自らが作り出した膨大な財政赤字の尻ぬぐいをさせること、第2に、大企業や金持ちへの増税を回避すること、第3に、民主党を政権の座から引きずり下ろすための武器として活用することです。
 このようなたくらみに、民主党は気がついているのでしょうか。自民党が誘う消費税増税論の先には、「大きな落とし穴」が待っていることを知っているのでしょうか。
------------------------

3月5日(金) 「劇薬」としての消費税よりの引用:
------------------------
(skip)
先日のブログで自民党の「たくらみ」について書いた後、私は「このようなたくらみに、民主党は気がついているのでしょうか。自民党が誘う消費税増税論の先には、「大きな落とし穴」が待っていることを知っているのでしょうか」と指摘しました。その「大きな落とし穴」は、皆さんが想像している以上に大きくて危険なものなのです。

 私たちは、消費税について2回の経験を持っています。1回目は1989年で2回目は1997年ですが、最初は3%の消費税が初めて導入され、次に、この税率は5%に引き上げられます。
 この2回の経験は、私たちに何を教えているでしょうか。私たちは、歴史の教訓として何を学ぶべきでしょうか。
 旅行中ですので、細かく論ずる余裕はありません。しかし、少なくとも次のことは指摘しておく必要があるでしょう。

 第一に、消費税を導入した与党・自民党は、その直後の国政選挙で敗北していたという事実です。消費税が導入された89年夏に参院選が行われましたが、この選挙で自民党は大敗し、初めて過半数を割ります。
 消費税が3%から5%に引き上げられた97年の翌年、98年の夏にも参院選が行われました。この選挙でも、自民党は大敗しています。

 第二に、このように、いずれの参院選でも自民党は敗北しますが、その結果について最高責任者が責任をとらされました。89年の場合には宇野宗佑首相が、98年の場合には橋本龍太郎首相が、選挙敗北の責任をとって辞任することになります。
 つまり、消費税の導入や引き上げは、それを実行した最高責任者の首をはねる結果になったということです。宇野さんの場合には「3点セット」といわれたように、女性スキャンダルや牛肉・オレンジの輸入自由化問題があり、橋本さんの場合にも減税を巡る発言の迷走がありましたが、いずれの場合にも、消費税が大きな敗北要因の一つであったことは明らかでしょう。

 第三に、このような消費税のマイナスの影響は、時の政権に対してだけでなく、その後の日本経済・社会にも及んだということを忘れてはなりません。それは、長期にわたる不況の引き金を引き、経済と社会を混乱に陥れました。
 89年の場合には、翌年にバブル経済が崩壊したこともあって、その後、「失われた20年」が続くことになります。その途中、ようやく景気回復の兆しが見え始めたとき、それを挫いたのが97年の橋本内閣による「9兆円の負担増」であり、この年に起きた北海道拓殖銀行や山一証券の経営破綻でした。

 このような歴史的な経緯を振り返って痛感されるのは、消費税というものは気楽に手を出してはならない「劇薬」だということです。、消費税増税論の先には「大きな落とし穴」が待っていると書きましたが、その穴の底には、国政選挙で与党を敗北させ、最高責任者を血祭りにあげる鋭利な刃物が牙をむいているようです。
 もちろん、消費税に対する国民の考え方や諸般の事情には変化があり、また、税率の引き上げが打ち出されても、おそらく選挙のマニフェストに掲げられるだけであって、実施までには間があるだろうという点では、これまでの経験と今回とでは違いがあります。しかし、それが「取扱注意」のラベルが貼られた「劇薬」であるという点においては、今もなお変わりないように思われますが、いかがでしょうか。
(skip)
-------------------------

|

« 武装集団自衛隊 国民の尊厳、人権を蔑ろにするな!! | トップページ | 信じられないような 日本の空で米軍機低空飛行訓練 米国では許されない無法行為!! »