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そうか。 政権交代はやっぱり素晴らしいことだったんだ。 希望が湧いてきたぞ。

政治学者、法政大学教授五十嵐仁さんが、blog「転成仁語」で、衆議院選とその後について考察され、論攷(上、中、下)を掲載しております。
私には、これまでの教訓を汲んで、明るい希望が湧いて来ます。

11月8日(日) 「反転」へのとば口に立つ民主主義-政権交代後の課題とは何か(上) [論攷]
11月9日(月) 「反転」へのとば口に立つ民主主義-政権交代後の課題とは何か(中) [論攷]
11月10日(火) 「反転」へのとば口に立つ民主主義-政権交代後の課題とは何か(下) [論攷]
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/

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■ 人間らしく働き生活できる政治を

 「むすび」ということになるが、鳩山さんには「プロ・レイバー政権」としての真価を発揮してもらいたいということだ。「プロ・レイバー」とは労働組合によって支えられ、労働組合と友好的な関係にある政権。これも日本の歴史始まって以来のことだろう。細川政権の時は社会党が入っていたがぎくしゃくしていた。当時連合会長だった山岸さんは裏で画策した。政権をつくる上ではいろいろやったけど、政権を通じて政策を実現するという点ではいまひとつ具体的な成果を上げきれなかったという印象だ。今回は、本格的に連合がバックについている形なので、「プロ・レイバー政権」として、労働者の働き方、生活のあり方を大きく転換するような実績を上げてもらいたい。最初の100日間が勝負だろう。来年の正月の各新聞にどういう社説が出るか注目したい。
 「ねじれ国会」の中で参議院が多数だったから、参議院に野党共同で出した法案がある。これをまず実現する。これまで、衆議院では自民・公明党によって否決されたが、今度は衆議院でも通る。「ねじれ国会」で法案を出してきた成果を生かすことだ。何よりも連立3党が合意した内容を最優先し、人間らしく働き生活できる政治を実現するための「ディーセント・ガバナンス」を実現してもらいたい。
 今日は「反転のとば口に立つ民主主義」という演題だったが、政権が始まってまだ1週間ぐらいだが、民主主義の活性化による「反転」は着々と進んでいるように思える。日本の政治は明らかに転換、反転した。古い自民党が行ってきた政治、小泉内閣が取り組んだ新自由主義的な構造改革という政治によってもたらされた最悪の事態を転換させ、この2つの過去の自民党政治と決別し、新しい日本の姿をつくり出していかなければならない。ただし、労働政策の反転という点では労働者派遣法は変わっていないし、制度的・法律的にはほとんど進んでいない。教育や福祉、保育、介護、医療といった場面でもほとんど反転という方向は具体化されていない。構造改革路線に毒されたこうした分野での立て直しが、新政権の最大の課題になる。労働に関する面で言えば、雇用を拡大し、失業率を低下させることも、重要な課題になる。
 マス・メディアもまた「反転」しなければならない。牽制や批判も重要だが、同時に新政権に対しては提案し、励ますといった対応も、時には必要になるのではないか。「新しい革袋には新しい酒を」と言う。新しい政権に対しては、新しいマス・メディアのあり方が求められることになるだろう。メディアもまた、「反転」の時代を迎えつつあるように思われる。
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