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原水爆禁止世界大会・広島 草の根から核兵器のない世界を誓う

原子爆弾が投下されてから64年を迎えた6日。広島市内で原水爆禁止2009年世界大会・広島が開かれ、平和記念公園では市主催の平和記念式典が行われ、核兵器のない世界をつくる決意を新たにしました。

原水爆禁止2009年世界大会・広島では「広島からのよびかけ」が採択されました。全文は以下の通りです。

人類最大の問題、「核兵器の廃絶」。大地に一歩、一歩と世界中にその運動は広まって来ており、世界の平和に貢献しております。

【広島からのよびかけ】(全文)
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 にんげんをかえせ
 にんげんの にんげんのよのあるかぎり
 くずれぬへいわを へいわをかえせ(峠三吉)―

 「人類と核兵器は共存できない」との被爆者の声は、被爆64年のいま、世界を大きく動かしています。

 今年4月、オバマ大統領が核兵器を使った唯一の国としての「道義的責任」を認め、「核兵器のない世界」のために行動すると宣言したことは、被爆者とともに核兵器廃絶を求めつづけてきた私たちに、新たな希望をもたらしました。

 私たちは、核兵器のない平和な世界の実現にむけ、いまこそ運動を大きく飛躍させるよう被爆地・広島からよびかけます。

 国際署名「核兵器のない世界を」が提唱されて1年。署名への支持と共感は、全国各地で急速に広がっています。広範な人びとと共同し、「核兵器をなくそう」の世論をさらに大きくよびおこすため、全国の地域、職場、学園で署名活動を力強く発展させましょう。

 来年5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議に、日本と世界の人びとの思いが託された署名を積み上げて、アメリカをはじめ核保有国政府、そしてすべての政府に、核兵器全面禁止・廃絶条約の締結にむけ、具体的な一歩を踏み出すよう強く求めていきましょう。

 被爆国でありながら、日本政府はアメリカの「核の傘」にあくまでもしがみつき、核兵器のない世界への流れに逆行しています。このような動きを許すことはできません。

 草の根から声を結集し、核兵器廃絶と「非核三原則」の厳守を政府にせまる「非核日本宣言」の運動を、全国各地でさらに広げましょう。核密約の破棄、「核の傘」からの離脱によって、非核平和の日本への新しい流れをつくりましょう。憲法9条を守りいかす運動、米軍基地再編強化反対、「思いやり予算」や軍事費削減などの運動、そして、雇用・くらしを守るたたかいをいっそう強めましょう。

 被爆者がいのちがけでたたかっている原爆症認定集団訴訟は、ついに19連勝となりました。政府は解決を迫られています。被爆者に残されている時間はわずかです。訴訟の早期全面解決と認定制度の抜本的再改定を強く要求しましょう。

 「ふたたび被爆者をつくるな」「核兵器をなくせ」の被爆者の決意と願いを継承・発信しましょう。つぎの世代へ、世界へ、被爆の実相を伝える証言活動や原爆展に全国各地でとりくみましょう。

 いまこそ地球規模の連帯と行動で、核兵器のない世界への扉を開こうではありませんか。被爆者とともに、そして、未来をになう若い世代とともに―

 ノーモア・ヒロシマ!
 ノーモア・ナガサキ!
 ノーモア・ヒバクシャ!

 2009年8月6日
原水爆禁止2009年世界大会―広島

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