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62年目の暑い日が来るぞぅ。 また、八月十五日が。

戦後、戦前政治の暗い残滓を引きずり、国民の願い、世界人類の希望の星である平和と民主主義を理念とする日本国憲法を蔑しにして来た、日本の財界主導の政治勢力が、21世紀初頭の今回の参議院選挙で、その暴政に対する主権者の反撃で、歴史的敗北、惨敗を喫しました。 主権者と野党勢力は、与党半数割れという誰も経験したことのない新しい参議院を創出しました。 戦後の真の民主政治が始動した思いです。

戦前の日本では、専制支配勢力により騙され、恫喝されて暴政に協力させられた臣民が大半でした。 しかし、その中で、敢然として、国民主権、自由・権利、生活擁護、平和を掲げて闘っていた人達が存在していたということは、まさに驚嘆に値します。 でも、結果として、彼らは支配勢力・権力の残虐非道な拷問等によって、多くは若い有為な命を奪われました。 彼ら、青年達の理念と言動が、今、ここに花開きつつあることを思うと、まことに感無量であります。 

戦後、実質的には、衆知をベースにつくられた世界でも先駆的な日本国憲法は、衆議院・参議院制という権力分立制を取り入れた議会制民主政治を、日本の民主主義の発展を展望して、採用しています。 参議院は衆議院のカーボン・コピーどころか、逆に衆議院の行き過ぎを是正し、抑制し、独裁体制を排除する民主政治の拠点です。

そして、今回の参議院選挙では、主権者である国民と野党勢力が、この参議院に国民の自由・権利、生活、平和を守るための砦を築き、二度と暴政を許さない決意を示しました。戦後の主権者・国民の面目躍如としております。

恐らく、支配勢力はこれを許してはおかないでしょう。 彼らの反撃は覚悟しなければならないと思います。 金力、権力等を使ったあらゆる反撃が、陰に陽に、硬軟に、国民と野党勢力には加えられることと思います。 これが歴史のダイナミズだと思います。

その反撃に再度打ち勝ってこそ、真の民主政治、国民本位の、真の、新しい歴史は形成されて行くのではないでしょうか。 その事業をやり抜けるか、否か。 まさに、主権者国民と野党勢力は今、正念場に直面した思いで、私はおります。

100年後に、更に大輪が咲くことを確信して。  2007年暑夏。

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