年金の命。 それは憲法を活かして初めて現実化する。
マスコミは今参議選の争点は年金問題だけにあるかの如く喧伝しております。 確かに、年金問題は国民にとって大変切実な政策的課題の一つであります。
年金は社会保障の一部門であり、政府・与党が積極的に社会保障の義務を熱意を持って履行することによって、初めて、国民にしっかりと給付出来るようになります。 (憲法25条)
また、憲法の生存権条項(25条)は、憲法29条(財産権、公共の福祉)、憲法9条(戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認)の各条項と密接に相互連関し合って、その生命力を発揮するものであり、これらのうち一契機たりとも欠けては、そこには十全の結果は期待できません。
真の年金制は、実に憲法9条と憲法29条を含めて、憲法25条を国民のために活かすことによって、初めて命あるものになります。
年金問題は、それのみで(standalone)、いくら抽象的に論じても、全く無意味である所以であります。 本質的に憲法を守り、それを活かす過程がなければ、年金制の確立、現実的恵沢はは砂上の楼閣となってしまうと言わねばならないでしょう。
その視点を忘れずに、自民党の福田派と旧田中派が今尚健在で拮抗しているといわれる現政治状況においては、しっかりと与野党の年金政策を国の政治を展望し、総合的に吟味しなければならないと思っております。
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