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安倍首相、「醜悪な国」づくり

出資法違反容疑で福岡県警の家宅捜索を受けた資産運用会社(エフ・エー・シー)の関連団体(WBEF)のNPO法人(特定非営利活動法人)の認証申請をめぐって、政治家の関与が問われています。 松岡利勝農水相の秘書から審査状況の照会を受けたとする内閣府の文書が存在し、同農水相が「そういうことがあったのだろう」と認めたことは、重大です。

松岡農水相は昨年九月の記者会見以来、「何か依頼を受けたこともない」などと弁明してきました。 それが、パーティー券の購入をお願いした後援者の依頼で、松岡事務所が内閣府に照会していたというのですから、これまでの弁明は凡てウソだったことになります。

#松岡農水相は、上記関連団体からパーティー券を100万円分購入してもらいながら政治資金収支報告書に記載しておらず、これが発覚した去年9月、「この団体とは面識がない」と関与を否定していました。

農水相の秘書は「記憶が定かでない」としていますが、「秘書からよろしくお願いしたい旨」の話があった文書まで存在している以上、そんな弁明は通用しません。

約八千人から百三十億円を違法に集金した「エフ・エー・シー」社をめぐっては、自民党の魚住汎英(ひろひで)参院議員が七回にわたって内閣府に口利きする一方で、関係団体を通じて二千万円の提供を受けていたことが明らかになっており、うやむやにできる問題ではありません。

安倍首相は五日夜、「働きかけはなかったという報告を松岡氏から受けているし、内閣府からも『なかった』という報告を受けている」と松岡農水相を擁護しました。 また、「NPO自体は認可されていない。働きかけもなかったということではないか」とのべ、疑惑の打ち消しを図っています。

しかし、政権与党の有力議員の秘書が照会したこと自体が一種の圧力になるのは自明のことです。 国民をあざむいてきた松岡農水相と同氏をかばい、「口利き」行為を問題視しない安倍首相の責任は重大です。 

このような国民をあざむく大臣、それをかばう任命責任者である首相。 安倍総理は「美しい国」をつくると言って国民を欺き、「醜悪な国」づくりをしているのではありませんか。

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