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教育基本法が泣いてます

出帆して三カ月を迎えたばかりの安倍内閣で、こんどはお膝元から閣僚の不祥事が発覚しました。政治資金を管轄する総務省の副大臣を務め、政治資金規正法に通じているはずの佐田玄一郎行革担当相が、架空の政治団体に十年で事務所経費約七千八百万円を支出したという虚偽の政治資金収支報告書を提出していた疑惑です。

改悪教育基本法の審議の際に安部総理は「規範意識」の重要性を強く叫んでおりました。 自分が任命し、率いる閣僚が規範に欠ける政治活動をしていたことになりますから、任命した安倍首相の責任は殊更に重大です。 国の総理大臣として安部首相は、前政府税調会長の本間氏の任命以上にその責任は重いと思います。

佐田氏は、安倍首相が官房副長官当時にNHKの番組改変に関与したと指摘した朝日新聞報道を検証する自民党のプロジェクトチーム座長として、安倍氏を擁護する先頭に立ちました。 さらに、総裁選では当選五―六回の中堅議員による「安倍晋三さんを支える会」の会長に就任しておりました。 入閣は“安倍応援団”の論功行賞かとの論評も流れておりました。

外国でも教育の模範法として活用され、日本国憲法の平和と民主主義の理念と条項を体現していたあの歴史的な、真の教育基本法は、このような政治家たちの主導によって無残にも改悪されました。  

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